キセ(被せ)ガラス2023/02/06
キセ(被せ)ガラス
キセカラーグラスとは色の違うガラスを薄く重ねて作ったグラスです。
通常使われているグラス(透明グラス等)は大量生産ができるのに対しキセグラスは職人が一つ一つ作っていきます
そのまま使用することは殆ど無く、面に加工を施し(命を吹き込む)表情のあるグラスを制作します
(切子グラス、ブラストアートグラス等)
キセガラス制作には熟練が必要で安易に作ろうとすると重ねた色が均等に溶着せず、色斑ができてしまい
加工(デザイン彫刻、文字入れ)に影響してしまいます。
良い作品を作るにはキセガラス職人と加工職人の腕前が物をいうと言っても過言ではないかもしれませんね
キセガラスは特に赤色(銅赤)を被せるのが難しく、斑になったり、気泡が入ったり
といった具合に他の色より神経を使わなくてはならないようです
透明なガラスに赤、青、水色を被せるとこのようになります
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加工は被せてある色を少しずつ削り デザインを付けていきます
削るところの深さ、浅さ、角度で濃淡をつけ表情を出します
一度削ってしまったところや傷が入ってしまったところは修正が利きません
細心の注意が必要となり、そこが職人と言われる所以ではないかと思います
(自分で言うのもおこがましいですが(-_-;)・・・
そんなことを思いながらキセグラスをお楽しみいただけましたら幸いです。
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◆ ご当地グラス 魚の町 焼津編 ◆
=グラスの種類=
15オンス、8オンス、湯呑、天開、手付きカップ
色種は赤、青、水色、緑、パープル 等、5種類
※15オンスのみ赤、青、水色の3種類となっております。
詳しくは各ページをご覧下さい
◆ 似顔絵グラス
◆ご当地グラス